SOバーンズ、堀江らとの対戦「楽しみ」 世界選抜が来日初練習

[ 2015年8月12日 20:12 ]

15日の日本代表戦に向けて練習を行ったラグビー世界選抜のベリック・バーンズ(中央)

 ラグビーの「リポビタンDチャレンジカップ2015」で15日に東京・秩父宮ラグビー場で日本代表と対戦する世界選抜が12日、東京都内のグラウンドで来日後初練習を行った。

 今回の世界選抜は4カ国から23人の選手が集合。07年に南アフリカ代表でW杯優勝を経験したロックのバッキース・ボタ、同じく11年にニュージーランド代表で優勝を経験したロックのアリ・ウィリアムズら、W杯優勝経験者を5人も揃える豪華な顔ぶれで、チームを率いるパナソニック現監督のロビー・ディーンズ・ヘッドコーチも「(世界的に)W杯の準備期間中だし、メンバーを集めるのに苦労したよ」と話した。

 23人の中でも最も知日家と言えるのが、パナソニックで過去2年連続トップリーグのMVPに輝いたSOベリック・バーンズだ。自身はオーストラリア代表で07、11年のW杯を経験。代表初キャップが07年W杯フランス大会の日本戦という縁もある。今回の試合も司令塔での先発が濃厚な29歳は「いろんな国でいろんなスタイルを持った選手がいるので合わせるのは難しいが、きょう練習したので大丈夫」とコンバインドチームならではの不安はないと明言。

 日本代表にはSH田中、フッカー堀江らパナソニックのチームメートが多数いるだけに「彼らと対戦するのはとても楽しみ。ただ、できればコリー(NO・8ホラニ龍コリニアシ)には体を当てたくないね。堀江からも逃げたい」とジョーク交じりに話した。

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2015年8月12日のニュース