香生子 まさかのリレー引き継ぎミス…リオ五輪切符お預け

[ 2015年8月11日 05:30 ]

女子400メートルメドレーリレー決勝で日本が失格となり、顔を覆う渡部。左は星、中央は赤瀬

水泳世界選手権最終日

(8月9日 ロシア・カザニ)
 女子400メートルメドレーリレー決勝でまさかの結末が待っていた。第1泳者の赤瀬から第2泳者の渡部への引き継ぎで、渡部が飛び込むのが早すぎて違反となり日本は失格。予選で8位に入り、決勝で失格がなければリオデジャネイロ五輪の出場枠を獲得していたが、持ち越しとなった。

 渡部にも少しタイミングが早かった感覚があったという。個人種目で金、銀2つのメダルを獲得する大活躍を見せた女子の若きエースは、基本的なミスに涙を流し「次は同じ失敗をしないように慎重にいきたい。この経験を無駄にしないようにしたい」とうなだれた。赤瀬は「自分自身調子がいい状態ではなかったけど、決勝でタイムを上げられたのはプラス。決勝で泳げたのも後ろの3人が頑張ってくれたから」と今後へ生かす経験として捉えた。

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