松山 復調気配66で37位「忘れていたものを思い出しながら」

[ 2015年8月11日 05:30 ]

2番ホールでバーディーを奪った松山(AP)

世界ゴルフ選手権シリーズブリヂストン招待

(8月9日 米オハイオ州アクロン・ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70)
 58位から出た松山英樹(23=LEXUS)は6バーディー、2ボギーの66で回り、通算3オーバーの283で37位で大会を終えた。小田孔明(37=プレナス)は71で通算5オーバーの45位。3位から出て66をマークしたシェーン・ローリー(28=アイルランド)が通算11アンダーの269で米ツアー初優勝を飾った。

 復調の気配を感じさせた。前日までショットが乱れていた松山は「忘れていたものを思い出しながらやれたかな。いいラウンドで終わることができて良かった」と手応えを口にした。

 出だしの1番で第2打をピン右奥3メートルにつけると、2番も2・5メートルを沈めて連続バーディーで滑り出した。8、14番のボギーはいずれもティーショットを大きく曲げたもので「とんでもないことが起こることもあった」と反省。ただ、16番パー5は「今週、一番良かった」と納得の1Wでフェアウエーを捉え、第2打で残り88ヤードまで運ぶと第3打を2メートルにつけてバーディー。同組のミケルソン目当てで集まった観衆から歓声を浴びた。

 メジャー最終戦の全米プロ選手権(13日開幕、米ウィスコンシン州)を前に力強いショットが戻ってきた。「またどうなるか分からないが、たぶん大丈夫。初日にいい状態で入れるようにしたい」と頼もしい言葉で締めくくった。

続きを表示

2015年8月11日のニュース