瀬戸 右かかと精密検査へ 大会前の米国合宿で痛み出ていた

[ 2015年8月11日 02:12 ]

金メダルを手に笑顔の瀬戸(AP)

 ロシアのカザニで9日まで開催された水泳の世界選手権で競泳男子400メートル個人メドレーを2連覇した瀬戸大也(JSS毛呂山)が、大会前の米国合宿で痛みが出た右かかと付近の精密検査を受けることが10日、関係者の話で分かった。不測の事態を乗り越え金メダルを手にしたが、出場を決めた来年のリオデジャネイロ五輪に向けて万全を期す。

 関係者によると、瀬戸は6、7月の米フラッグスタッフでの高地合宿中に違和感を訴え、キックの練習が十分に積めない期間もあった。7月中旬に日本に帰国した際に検査し、正常でない骨が見つかった。その後、痛みは治まり、世界選手権も乗り切ったが、11日に帰国した後、あらためて患部の状態を調べる。今後の対応は検査の結果を踏まえて判断する。

 瀬戸は3冠を狙った世界選手権で200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーは振るわなかったが、最終日の400メートル個人メドレーで圧勝した。(共同)

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2015年8月11日のニュース