広島国際学院 高校男子逆転初V 来春定年の監督に恩返し

[ 2015年8月6日 05:30 ]

高校男子団体の部で初優勝した広島国際学院(左から4人目が橋田監督)

スポニチ主催文部科学大臣旗争奪平成27年度全国高校ゴルフ選手権大会第36回団体の部最終日

(8月5日 山口県山口市 宇部72カントリークラブ/高校男子=万年池東コース、6958ヤード、パー72、同女子=万年池西コース、6419ヤード、パー72)
 スポニチ主催文部科学大臣旗争奪平成27年度全国高校ゴルフ選手権大会第36回団体の部、全国中学ゴルフ選手権大会(第23回男子・第8回女子)団体の部が5日に行われ、4人中上位3人のスコアで争う団体戦は、高校男子は広島国際学院(広島)が426で3打差を逆転し、初優勝した。同女子は作陽(岡山)が413で7年ぶり2度目の制覇。中学男子は明徳義塾(高知)が448で逃げ切り、同女子は431で9打差を逆転した麗沢(千葉)が3連覇を達成した。

 <高校男子>広島国際学院が指揮官の有終の美を飾った。同校に83年にゴルフ部を創部した橋田源太郎監督(64)が来春、定年を迎える。団体戦は最後になる可能性があるため「監督のために頂点を獲ろう」を合言葉に臨み、3打差逆転Vを果たした。初日75だった主将の関藤直は69と奮起。「後ろに(日本アマ優勝の)金谷がいるのは心強かった。監督に恩返しができて良かった」と胸をなで下ろし、優勝メンバーとともに監督を胴上げした。

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2015年8月6日のニュース