錦織 全英棄権にサバサバ「選択肢なかった」ケガ回復、練習再開

[ 2015年7月11日 12:38 ]

錦織圭

 テニスのウィンブルドン選手権の男子シングルス2回戦を左ふくらはぎ痛で棄権した世界ランク5位の錦織圭(25=日清食品)が11日までに自身のブログを更新。「選択肢はなかった」と棄権を振り返り、負傷の痛みは消えて練習を再開したことを報告した。

 「ウィンブルドンが終わり今は少し休んでいます。ヨーロッパの期間がバルセロナから長く続いていたので、少しゆっくりできて良かったです」と切り出した錦織。「メンタル的な疲れも出ていたし、何より体がもたなかったので、怪我が起きてしまったと思います。怪我はもう痛みは消えていて、練習も再開しています」と報告した。

 「今回芝での感触が良く、芝での戦い方にも自信をつけていたので、リタイアするのは残念でした」としたものの「その日歩いても痛みが結講ある状態だったので、他に選択肢はなかったです。なので悔しいというより、しょうがないというか、悩む意味がなかったというか」とサバサバ。「なので、ここでしっかり休んで夏のアメリカシーズンに向けてしっかり準備します」と先を見据えた。

 錦織は6月19日、ゲリー・ウェバー・オープン準々決勝で左ふくらはぎを痛め、ウィンブルドン開 幕前は回復していたが、1回戦で5セット、3時間22分を戦い、痛みがぶり返した。2回戦直前の練習を行ったものの、痛みがあったため、コートに立つ前に棄権を決断した。

続きを表示

2015年7月11日のニュース