照ノ富士“吉兆”碧山と大関初陣 初V&昇進決めた相手と対戦

[ 2015年7月11日 05:30 ]

12日初日を迎える照ノ富士は稽古土俵を掃く

 日本相撲協会は10日、12日に初日を迎える名古屋場所(愛知県体育館)の取組編成会議を開き、新大関・照ノ富士(23=伊勢ケ浜)は初日に碧山、2日目に勢と対戦することが決まった。

 初優勝&大関昇進をつかんだ夏場所千秋楽の相手が碧山だった。「先場所も勝ってるから」と余裕の表情。立ち合いすぐに得意の右四つ、左上手で一方的に攻めた前回を再現するつもりだ。

 昇進後は多忙で先月半ばには蜂窩(ほうか)織炎を患うなど体調を崩した。「いろいろあって疲れた」。それでも本場所が近づくにつれて体調が戻り、この日の申し合い稽古は宝富士、誉富士に14勝1敗。兄弟子の横綱・日馬富士から「楽しくて仕方がないだろ?」と突っ込まれるぐらい、明るさを取り戻した。「大関の地位になったら責任感はある。でも緊張はしない」。横綱を目指し、今場所も大暴れする。

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