遼　初日４位→７６位終戦も前向き　ショットに光明

ＵＳＰＧＡツアー　グリーンブライア・クラシック最終日

（7月5日 米ウェストバージニア州ホワイトサルファー・スプリングズ　オールド・ホワイトコース＝７２８７ヤード、パー７０）
　７５位から出た石川遼（２３＝ＣＡＳＩＯ）は３バーディー、３ボギーの７０で通算イーブンパーの７６位に終わった。通算１３アンダーで４人が並び、ダニー・リー（２４＝ニュージーランド）がプレーオフを制して初優勝。タイガー・ウッズ（３９＝米国）は通算７アンダーで３２位だった。

　石川が粘りのゴルフで踏ん張った。１番で１打目を右に曲げてボギー先行も、５番で４・５メートルを沈めて取り戻すなど２バーディー、２ボギーで前半を折り返した。後半も１７番でボギーを叩いたものの、１８番で５メートルのバーディーパットを入れて帳尻を合わせた。初日４位から予選通過者の中で下から２番目の７６位に沈んだとはいえ暗さはない。ティーショットがフェアウエーを外れたのは２ホールだけで「ショットの内容はまあまあ良かった。来週につながるプレーができた」と前向きだ。レギュラーシーズンは残り７週でシード落ちの危機が続く現状にも「ここまで悪かったら焦っても意味がない。来週も楽しみ」と力を込めた。