セリーナ 姉妹対決を制し8強「愛する人との対戦は簡単でない」

[ 2015年7月7日 05:30 ]

ウィリアムズ姉妹対決は妹セリーナ(左)が姉ビーナスを破った(AP)

ウィンブルドン選手権第7日

(7月6日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 シングルス4回戦の女子で第1シードのセリーナと第16シードのビーナスのウィリアムズ姉妹(ともに米国)対決は妹のセリーナが6―4、6―3で勝ち、3年ぶりのベスト8に進出した。男子は第21シードのリシャール・ガスケ(フランス)が第26シードのニック・キリオス(オーストラリア)を破り、準々決勝に進んだ。

 ウィリアムズ姉妹対決を制した33歳の妹、セリーナは勝利の喜びを全く見せなかった。マッチポイントで35歳のビーナスの返球がコートを外れると、硬い表情で姉に歩み寄って抱き合った。セリーナは「愛する人と対戦するのは簡単ではない」と漏らした。4大大会では09年ウィンブルドン決勝以来となる顔合わせは26度目となった。15勝11敗と姉をリードするセリーナは「こういう機会があと何度あるかな、と思いながらプレーした」と感傷的な言葉を口にした。

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2015年7月7日のニュース