サファロバ　四大大会初決勝に歓喜「現実のことでないみたい」

全仏オープン女子シングルス準決勝で勝利し、喜ぶルーシー・サファロバ
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テニス・全仏オープン第１２日

（6月4日 パリ・ローランギャロス）
　１メートル７７のサウスポー、２８歳のサファロバは四大大会でシングルス初の決勝進出を決め「現実のことでないみたい。本当に信じられない」と歓喜の勝利に浸った。

　第１セットは２―５と劣勢に立たされ「動きが鈍く、ラケットも振れてなかった」と苦しい展開だった。だが「攻める姿勢を思い出した」と５ゲームを連取。第２セットも最大の武器となるフォアの逆クロスが要所で決まった。チェコ勢の決勝進出は１９８１年に優勝したマンドリコワ以来。１月の全豪オープンのダブルスで初優勝した遅咲きの成長株は決勝に向け「全てが初めての経験。夢に見た舞台を楽しみたい」と意気込んだ。（共同）