日本代表ロックの真壁、レスラーボディーでW杯に乗り込む!

[ 2015年6月5日 05:30 ]

宮崎合宿にリハビリ組で参加中の真壁(左)。右はアマナキ・レレイ・マフィ

 レスラーボディーでW杯に乗り込む!ラグビー日本代表の宮崎合宿にリハビリ組として参加中のロック真壁伸弥(サントリー)が、9月開幕の大舞台での活躍を誓った。

 2月の日本選手権決勝で右太腿裏を故障し、現在もリハビリの日々。W杯開幕が3カ月半後に迫ってもランニングすら再開できていないが「(筋の)1本がなくなった状態で、手術をするとW杯に間に合わない。バックスであれば手術しないとスピードが戻らないが、もともとスピードはないので」と笑った。そんな状況で合宿に呼ばれているのはエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチの期待の表れでもある。「見捨てられなかったので期待に応えたい」と話した。

 走れない分、上半身を鍛えまくり、体重は並み居るプロップ陣を抑えてチーム一の125キロ。プロレスラーのような体に「いつでも行けます。呼んでくれないかな?」と口も滑らかだが、実際に高校卒業前にみちのくプロレスからの勧誘もあったという。持ち味も突破、密集への働きかけといった肉弾戦。「捨て駒になりますよ」とまで言ったスイーツならぬラガー真壁が、日本のためにファイトする。

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