川淵氏“ツーコイン改革”!?登録料を200円値上げして…

[ 2015年3月16日 05:30 ]

ガバナンス勉強会に出席した川淵三郎チェアマン

 「ツーコイン改革」を起こす?!日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマンが都内で行われた日本協会主催のガバナンス勉強会に出席。約90人の都道府県協会関係者や理事らの前で、「変わる命運を握っているのは都道府県協会」と訴えた。

 そのための秘策が、約62万人の登録競技者が毎年支払っている登録料の値上げ。川淵氏は「200円の値上げをお願いしたい。100円は協会、100円は都道府県協会に振り分ける」と腹案を披露。6200万円の増収分を各協会に振り分けて法人化し、さまざまな事業を手がけて収益を得られれば選手強化にもつながると訴えた。サッカー界も93年のJリーグ創設を機に同様の改革を行い、国民的人気スポーツに発展。同氏は「このきっかけをうまく活用したい」と訴えた。

 また、理事と評議員が総辞職する時期を5月中旬までとする方針も明示。国際バスケットボール連盟(FIBA)は6月に総会を控えており、「全員辞任し、それが明確になれば6月中旬に五輪(予選)出場を認めるということに動きが早まっている」と説明していた。

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2015年3月16日のニュース