【競歩ってこんな競技】足の接地や膝の曲げ方に違反規則

[ 2015年3月16日 05:30 ]

陸上全日本競歩能美大会

(3月15日 石川県能美市日本陸連公認コース)
 ▽歴史 五輪では32年ロサンゼルス大会で男子50キロを実施。56年メルボルン大会で男子20キロが加わり、92年バルセロナ大会から女子10キロが実施され、00年シドニー大会から20キロに延長された。

 ▽スピード 50キロ競歩の日本記録は09年4月に山崎勇喜がマークした3時間40分12秒。このタイムをマラソンに換算すると3時間6分前後の記録になる。

 ▽ルール (1)常にどちらかの足が地面に接していなければならない(2)接地の瞬間から地面と垂直になるまで、前脚の膝を伸ばさなければならない。(1)に違反するとロス・オブ・コンタクト、(2)に違反するとベント・ニーという反則を取られる。違反している恐れがある選手は、審判からイエローカード(注意)を提示される。明らかな違反の場合、レッドカード(警告)となり、累積3枚で失格に。

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