平野 佳純撃破で4度目の頂点「向かっていく気持ち」で逆転

[ 2015年3月1日 05:30 ]

7年ぶり4度目の優勝を果たし、笑顔で声援に応える平野早矢香

 卓球のジャパン・トップ12大会が東京・代々木第2体育館で行われ、女子シングルスは平野早矢香(29=ミキハウス)が世界ランク4位の石川佳純(22=全農)を4―2で下した。7年ぶり4度目の頂点で、小山ちれの最多優勝回数に並んだ。

 決勝は0―2とリードを許したが、石川のスピードある球にも台から離れた守備で対応。「最後まで向かっていく気持ちでやれた」とそこから4ゲームを連取し、逆転で優勝をつかんだ。

 世界選手権(中国・蘇州)の選考ではシングルス代表になったが、石川と組むダブルスで落選。「ダブルスは2連覇していたので残念。社長が(協会に)話してくださったので、恩返ししたい気持ちが強くなった」と日本協会に意見した木村社長に感謝の意を示した。「世界選手権でいい試合をすることが五輪代表権につながる」と気を引き締めていた。

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