16歳の宮原、シーズンベストでSP首位も「もっとできたかな」

[ 2015年2月13日 21:41 ]

女子SPで首位に立った宮原知子

 欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権(韓国・ソウル)は13日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年12月の全日本選手権で初優勝を飾った16歳の宮原知子(大阪・関大高)がシーズンベストを更新する64・84点をマークし首位発進した。

 全日本女王の宮原が好スタートを切った。冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを決めると、その後も大きなミスなく、安定した演技を披露した。「自分が思っていたより点が出たのでビックリ」と喜んだ宮原。それでも「もっとできたかなと思う」と納得はしていなかった。

 昨年のこの大会では2位。初の頂点を目指し15日のフリーに挑む宮原は「(全日本Vの)プレッシャーは感じていない。この大会で自信をつけて世界選手権につなげていきたい。フリーでは自信を持って、納得のできる演技がしたい」と冷静に語った。

 全日本選手権2位の本郷理華(18=愛知みずほ大瑞穂高)もシーズンベストとなる61・28点で3位。永井優香(16=東京・駒場学園高)は56・94点で7位スタートとなった。

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