白鵬の両親も歓喜に浸る 日本国籍取得は「まだ」

[ 2015年1月25日 21:34 ]

太田昭宏国交相から内閣総理大臣杯を受け取る白鵬(左)

 大相撲で単独史上最多の優勝33回を達成した横綱白鵬の両親は25日、東京・両国国技館で初場所千秋楽を観戦し、父のムンフバト氏は「わが息子が日本の相撲で新記録を打ち立ててうれしく思う。今後も優勝をどんどん重ねてほしい」と歓喜した。

 両親は表彰式後、支度部屋で愛息と一緒に喜びを分かち合った。母のタミルさんは「日本人の皆さんのおかげ。大鵬さんも天国で見守ってくれているし、力を与えてくれた」と感慨に浸った。

 白鵬が現役引退後に親方となるためには、日本国籍を取得する必要がある。息子の国籍変更について、ムンフバト氏は「今はそのタイミングではない」と慎重だった。

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2015年1月25日のニュース