フィギュア男子 宇野昌磨が2連覇 2位に60点近い差“圧勝”

[ 2015年1月25日 05:30 ]

男子フリーでも1位となり、2連覇を果たした宇野

 全国高校スケート、アイスホッケー選手権第4日は24日、名古屋市・ガイシプラザほかで行われ、フィギュア男子は宇野昌磨(愛知・中京大中京)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位となり、合計239・07点で2連覇を果たした。女子はSPを終え、中塩美悠(広島・ノートルダム清心)が61・43点でトップに立った。山形市総合SCスケート場で行われたスピード男子1万メートルは1年生の林莉輝(長野・佐久長聖)が14分38秒23で優勝した。北海道苫小牧市でのアイスホッケーは駒大苫小牧(北海道)と埼玉栄が25日の決勝に進んだ。

 フィギュア男子の宇野は4回転トーループと2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を取り入れた高難度の演技構成を「内容としては良かった」と納得した形で演じ切った。ジュニアながら昨年末の全日本選手権で2位に入った。四大陸選手権(2月、ソウル)に世界ジュニア選手権(3月、エストニア・タリン)を控えるが「スケートに集中できる環境を与えてくれる学校への恩返し」との思いで出場。“勝って当たり前”の中でも「一つミスしても焦らず立て直せた」と収穫を得た様子だ。

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2015年1月25日のニュース