遼 69で75位浮上!フェアウエーウッド使用が奏功

[ 2015年1月25日 05:30 ]

11番でティーショットを放つ石川

USPGAツアー ヒューマナ・チャレンジ第2日

(1月23日 米カリフォルニア州ラキンタ PGAウェスト・パーマーコース=6950ヤード、ニクラウスコース=6924ヤード、ラキンタCC=7060ヤード、いずれもパー72)
 石川遼(23=CASIO)はラキンタCCをラウンド。ショットが不調ながらも5バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算4アンダーの140で89位から75位に順位を上げた。64をマークしたマット・クーチャー(36=米国)が通算15アンダーで首位に立った。今大会は3コース3日間で予選ラウンドが行われ、70位までが決勝ラウンドに進む。

 石川は序盤からティーショットの精度を欠き、「ショットの内容は5オーバーくらい。よく3アンダーで回れたなという感じ」と粘ったことを前向きに捉えた。出だしの10番は第2打をグリーン右のバンカーに入れてボギー発進。1Wをなかなかフェアウエーに置けず、チャンスがつくれなかった。

 だが、コースは比較的距離が短いためフェアウエーウッドでティーショットを打つなど安全策に転換すると、後半は3つのバーディーを奪取。「ずっといいパットが打てていて、打った瞬間に外れたなというのはなかった」とショットの不調をグリーン上でカバーし、少し順位を上げた。決勝進出の懸かる予選最終日はニクラウスコースでプレー。「イメージは出やすい」という得意コースでの巻き返しを誓った。

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2015年1月25日のニュース