“カド番”豪栄道残った!7敗目から連勝、千秋楽は琴奨菊戦

[ 2015年1月25日 05:30 ]

碧山(右)を左上手ひねりで破る豪栄道

大相撲初場所14日目

(1月24日 両国国技館)
 カド番の豪栄道が大関残留の望みをつないだ。195キロの碧山を相手に、立ち合いで左上手を引き右を差して頭をつけ、左上手ひねりで転がした。「勝ったことが良かった。自分の立ち合いをしようと。中途半端なことはしないように。胸を合わせると体がある相手なので」。7敗目を喫してからの連勝で五分に戻したが、厳しい表情は崩さなかった。

 逸ノ城―照ノ富士戦が水入りとなり「ちょっとペースが狂った」というが、自分に「落ち着け」と言い聞かせて平常心を貫いた。千秋楽の相手の琴奨菊には対戦成績で17勝13敗とリード。北の湖理事長(元横綱)は「立ち合いの当たり方を間違えなければ取りづらい相手ではない」と期待を寄せる。豪栄道も「緊張すると思うが自分を信じてやるだけ。相手は関係ない」と全力を出し切り大関を死守する。

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2015年1月25日のニュース