高梨3位「しっくりきていない」 9位の伊藤は「実力不足」

[ 2015年1月25日 07:56 ]

女子個人第5戦で3位となった高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は24日、ドイツのオーベルストドルフで個人第5戦(HS106メートル、K点95メートル)が行われ、個人総合3連覇を目指す高梨沙羅(クラレ)は96メートル、95・5メートルの232・1点で3位だった。

 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が1回目に最長不倒の101メートルを飛んで245・2点で優勝し、今季初勝利となる通算6勝目を挙げた。伊藤有希(土屋ホーム)は205・0点の9位、勢藤優花(北海道・旭川龍谷高)は11位、岩渕香里(松本大)は12位だった。

 ▼高梨沙羅の話 いまいち、しっくりきていない。試技は次につながるジャンプができていい兆候かと思ったが、試合の2回はしっくりこないまま終わってしまった。

 ▼伊藤有希の話 実力不足。オーベルストドルフに来てから一番いいジャンプが2本出せた。でも好結果が出ない。まだやることがたくさんある。

 ▼勢藤優花の話 (W杯の自己最高位は)とてもうれしい。リラックスして飛べたし、良かった。技術的にはまだまだだが、少しずつ良くなっている。

 ▼岩渕香里の話 だんだん自分のやりたいジャンプが体で表現できるようになってきた。踏み切りで体が投げ出せるようになって空中で進むようになった。(共同)

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2015年1月25日のニュース