JOC竹田会長 札幌五輪に期待も「ハードルは低くない」

[ 2014年11月28日 05:30 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は札幌市の上田文雄市長が26年冬季五輪招致を正式に表明したことに対し「出るからには勝算がなければならない。いい計画を練ってもらいたい」と期待感を表した。

 五輪招致ではJOCが国内候補都市を選び、国際オリンピック委員会(IOC)に立候補を申請する。竹田会長は「五輪運動を広める上でありがたい」と歓迎したが、冬季五輪はアジア開催が続くため「ハードルは低くない」と指摘。「正式にIOCに立候補するかどうかも含めて、計画が出てきたらよく検討しなければいけない」と推移を見守る姿勢も見せた。

 ▼日本スケート連盟・橋本聖子会長 とても心強く思う。雪と氷は北海道の観光資源でもある。誰もが身近にスポーツを楽しむことのできる街づくりを推進していくことができたらいい。

 ▼全日本スキー連盟・鈴木洋一会長 招致が実現できるように願っている。日本で五輪が開催されればスキーの普及、発展につながり、大変喜ばしい。実現すれば全面的に協力していきたい。

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