白鵬に黒豚1頭 30万円ふるさと納税した霧島市から

[ 2014年11月28日 05:30 ]

前田霧島市長からふるさと納税の特典として黒豚1頭を贈られる白鵬(右)

 九州場所で史上最多タイの32度目の優勝を果たした横綱・白鵬は親善大使を務める鹿児島県霧島市へ30万円のふるさと納税を即決した。27日は同市役所で行われたイベントに参加。大記録に並んだ白鵬を一目見ようと地元のファン約1200人が集まるフィーバーぶりの中、前田終止市長からふるさと納税を勧められると、「興味があった。ぜひお願いします」と即答した。

 ふるさと納税は08年から開始。自分の好きな自治体に寄付ができ、その特典として特産品や優待券などがもらえるだけでなく、確定申告することで住民税や所得税も安くなり、節税にもなる。霧島市は30万円で鹿児島特産の黒豚1頭分(約50キロ)の特典をつけている。早速、黒豚1頭を得て、宮城野部屋のちゃんこの材料となる予定だ。

 イベント後に来年1月の大相撲初場所(11日初日、両国国技館)での優勝記録の更新について聞かれた白鵬は「まだ終わったばかり。新しい年に目標を立てたいし、大記録を超えることで(大鵬親方に)恩返しできる」と話した。その後は地元の小学校や鹿児島市内の中学校、夜は同市内のホテルで激励会と大忙しだった。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月28日のニュース