村上佳菜子、笑顔の今季自己ベスト!信成も感涙のSP3位

[ 2014年11月28日 17:51 ]

華麗な演技でSP3位につけた村上佳菜子

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯は28日、大阪なみはやドームで開幕した。12人で争われた女子ショートプログラム(SP)では第2戦の中国杯で3位の村上佳菜子(20=中京大)が今季の自己ベストとなる64・38点で3位発進。68・16点のグレイシー・ゴールド(19=米国)がトップ。第3戦のスケートカナダ3位の宮原知子(16=大阪・関大高)は60・69点で4位。

 逆転ファイナル出場へ向け、村上が納得のスタートを切った。冒頭の3回転―3回転のコンビネーションジャンプを鮮やかに決めると、その後も安定した演技を鮮やかに披露。演技後はガッツポーズとともに笑顔いっぱい。会場を訪れ、演技に感涙する織田信成、鈴木明子らと歓喜のタッチで喜びを共有した。

 8日の中国杯では3位に入り、2012年のスケートカナダ以来となる表彰台に立った。それでも「演技としては悔しい」と不満を口にしていた村上。「中国杯から中身をがらりと変えました」と、後半に入れていた3回転フリップを前半に持っていき、逆にステップを後半に組み込む新たな演技構成で魅せた。

 

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