バッハＩＯＣ会長ら功労賞　各国五輪委員会連合が表彰制度創設

　各国オリンピック委員会連合（ＡＮＯＣ）は１８日、スイスのローザンヌで理事会を開き、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長と国際陸連（ＩＡＡＦ）のディアク会長に功労賞を贈ることを決めた。

　ＡＮＯＣのアハマド会長は「五輪運動への功績と幅広い活躍を評価したい」と述べた。２０１２年ロンドン五輪と２月のソチ冬季五輪で活躍した男女の最優秀選手やチーム、指導者をたたえる表彰制度も創設し、１１月のバンコクでの総会で式典を開く。五輪運動に大きく貢献した各国・地域の国内オリンピック委員会（ＮＯＣ）も対象。

　ＩＯＣが中長期的に目指す実施競技選定や五輪招致プロセスの幅広い改革「五輪アジェンダ２０２０」に対し、連携を強化する方針も確認した。（共同）