藍“パット手応え”68スタート!今季初日ベストタイに笑顔

[ 2014年7月19日 05:30 ]

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー マラソン・クラシック第1日

(7月17日 米オハイオ州シルバニア ハイランドメドーズGC=6512ヤード、パー71)
 宮里藍(29=サントリー)が5バーディー、2ボギーの68をマークして、10位発進した。初日としては今季ベストスコアタイで首位とは6打差につけた。69で回った野村敏京(21=フリー)は17位、有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)と上原彩子(30=モスフードサービス)はともに71で48位だった。ローラ・ディアス(39=米国)が62を出して9アンダーの単独首位に立った。

 全英リコー女子オープンで復調の気配を漂わせた宮里が初日に好感触をつかんだ。「いい内容のラウンド。ショットミスが少なく、いいパーセーブもあった」。68のスコアは初日としては今季ベストスコアタイ。プレーを振り返る顔には笑みがあった。

 出だしでリズムに乗った。10番パー4で5メートル、11番パー4で4メートルのパットを沈め、立て続けにバーディーを奪った。「パー4でバーディーが取れているのはショットがいい証拠。パットも1日を通していいストロークができた」と胸を張った。後半にボギーを2つ叩いたが「(3番は)ついていなかった。(6番は)許容内」と前向きだ。

 メジャーが宮里に活力を与えた。前戦の直前まで父でコーチの優氏のチェックを受け、特に低迷していたパットについてはグリップを修正。最終日に強風に悩まされ結果的には45位だったが、4戦ぶりに予選を突破したように3日間は安定したプレーを披露した。

 さらなる好スコアが期待される第2ラウンド。「深く考えず、自分のコースマネジメントをしたい」。マイペースに一歩ずつ前進するつもりだ。

 ▼48位有村智恵 大きなミスが続いたわけではない。徐々にショット(の調子)が戻ってきている感じがある。(3バーディー、3ボギーの71)

 ▼48位上原彩子 もうちょっと(スコアを)伸ばしてつなげたかった。たくさんバーディーを重ねたい。(パー3で2バーディーも直後のボギーなどでパープレー)

続きを表示

この記事のフォト

2014年7月19日のニュース