ナダル　逆転で２年前のリベンジ、４年ぶりＶへ「一歩ずつ」

ウィンブルドン第４日、男子シングルス２回戦で勝利し、雄たけびを上げるラファエル・ナダル

ウィンブルドン選手権第４日

（6月26日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ）
　全仏王者のナダルが苦境を乗り越え、２年前に２回戦で黒星を喫した１９６センチの長身ロソルに雪辱した。２時間４４分の熱戦で勝負が決まると、左拳を突き上げて派手なガッツポーズ。１７本のサービスエースを許したが「勝つことが重要だった。本当にうれしいよ」と喜びを爆発させた。

　第１セットを落とし、窮地を救ったのは「完璧なフォアの強打だった」と胸を張る。第２セットでタイブレークを制し、流れを引き寄せた。４年ぶり３度目の優勝へ「今大会の目標はもちろんロソルでない。一歩ずつ進む」と意気込んだ。（共同）