五輪会場計画見直しに理解示す IOC調整委が記者会見

[ 2014年6月27日 12:46 ]

記者会見するIOC調整委員会のコーツ委員長。右は森喜朗組織委会長=27日午前、東京都新宿区

 2020年東京五輪・パラリンピックの準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は27日、大会組織委員会との3日間にわたる第1回会議を終えて東京都内で記者会見し、コーツ委員長は「非常に生産的な3日間を過ごせた」と話し、会場計画の見直しについても「早い段階から改善することは非常に重要」と理解を示した。

 調整委は昨年9月に20年五輪の東京開催が決定後、初の来日。組織委から財政、マーケティングなどの分野の取り組みについて説明を受け、東京都が変更する方針を打ち出したカヌー・スラローム会場など湾岸部の競技会場予定地を視察した。

 組織委の森喜朗会長は「準備の進ちょく状況についても高い評価をもらった。チームとして素晴らしいキックオフになった」と手応えを強調した。

 調整委は開催まで計10回来日し、次回は来年となる。

続きを表示

2014年6月27日のニュース