千葉・麗沢１年西郷　Ａブロック制覇　関東中学校ゴルフ選手権

女子個人各ブロック優勝者。（左から）Ａブロック西郷、Ｂブロック菅沼、Ｃブロック山崎

スポニチ主催平成２６年度関東中学校ゴルフ選手権大会第３５回女子個人の部

（6月20日 埼玉県さいたま市　大宮国際カントリークラブ　Ａブロック＝５８２５ヤード、Ｂブロック＝６０２５ヤード、Ｃブロック＝５９４０ヤード、パー７２）
　３ブロックで争われ、Ａでは西郷真央（千葉・麗沢１年）が７アンダーの６５、Ｂは菅沼菜々（東京・立川五３年）が７１で優勝。Ｃは７３で３人が並び、インのスコアが優先するマッチングスコアカード方式により山崎花音（新潟・燕北２年）が優勝を手にした。各ブロックとも上位６人が８月の全国大会（山口・宇部７２ＣＣ）への出場権を手にした。

　＜Ａブロック＞中学生になってまだ３カ月の西郷が２、３年生を抑え、７バーディー、ノーボギーの６５という好スコアで優勝。「ショットがピンに絡んでくれて。パットも良かった。いいスコアで頑張れたと思います」と満面の笑みを見せる。千葉県船橋市在住で３歳からゴルフを始め、今年３月の全国小学生大会では２位。ゴルフ部があり、昨年の全国大会団体戦優勝の麗沢中に進学した。１Ｗは平均２４０ヤード。好きなクラブは８、９Ｉで８月の全国大会では「団体戦に頑張って個人戦も」と２冠を狙う。

　＜Ｂブロック＞優勝の菅沼は３バーディーを奪ったが、１６番でティーショットを曲げてダブルボギーとし「４アンダーを目指していたので。２打目が寄らずパットもダメでした」と７１のスコアに不満そう。それでも昨年、優勝者と同スコアながらマッチングスコアカード方式で２位となった悔しさを晴らした形となった。４歳からゴルフを始め、小学４年生からはプロを目指し、普段は練習場、自宅のマットでのパターと２時間半の練習。好きなクラブは３Ｗとパターで「全国大会でも勝てるように頑張ります」と意気込んだ。

　▼Ｃブロック優勝山崎花音　前半は調子が悪かったのですが、後半パットが良くなってくれました。勝てると思わなかったのでうれしい。パット、アプローチを練習して、全国大会ではもっとバーディーが取れるようになりたい。