森田、16歳アマ橋本が73で33位 藍は出遅れ96位

[ 2014年6月21日 00:26 ]

第1ラウンド、ホールアウトし笑顔を見せるアマチュアの橋本千里

 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープン選手権は20日、ノースカロライナ州のパインハースト・リゾート(パー70)で、雷の接近により前日から順延となった第1ラウンドの残りが行われて完了し、16歳のアマチュア、橋本千里(愛知・ルネサンス豊田高)と森田理香子が73で33位となった。

 横峯さくらは74で47位、成田美寿々、有村智恵、上原彩子は76で71位。昨年11位の宮里藍は77の96位、宮里美香は81の140位と大きく出遅れた。ステーシー・ルイス(米国)が67で単独トップに立った。

 第2ラウンドも実施され、橋本は14ホールを終えて三つ落とし通算6オーバー。森田は11ホールまでで四つ落として7オーバーとなった。

 横峯、成田、宮里藍らは午後に回る。

 ▼橋本千里の話 残りの2ホールまでいいゴルフができていた。(最後にボギーとした)9番は50センチのパーパット(のタッチ)が強く入ってしまった。80点くらい。スタート前にちょっと緊張したけど、集中して回れたと思う。

 ▼森田理香子の話 前半は風の読み違えでスコアを落としたが、ショットもパットも悪くないから大丈夫だと思った。9番のチップインバーディーでいい流れにできた。このショットができたら2日目も問題ない。落ち着いてプレーしたい。

 ▼横峯さくらの話 出だしの3ホールは珍しく緊張してしまった。練習ラウンドからグリーンのスピードが変わって速くなり、うまく対応できなかった。前半は耐えることができたのに、後半はショットもあまり良くなかった。もったいなかった。

 ▼宮里藍の話 4連続ボギーにした終盤だけでなく、全体的に3、4メートルのパットが決まらなかった。パーパットが決まってくれないと流れを作るのは難しい。本当に苦しい展開だった。2日目に向けてストレスのないように修正したい。

 ▼有村智恵の話 トリプルボギー二つとダブルボギー以外はいいプレーだった。その3ホールが悔やまれる。長いバーディーパットが入ってくれたけど、グリーンに乗せるまでが大変だった。

 ▼上原彩子の話 グリーンで止まらないし、手前からは傾斜がきつくて難しかった。いかにパーパットを入れてしのぐかがポイント。しのいだところもあったが、ダブルボギーもあった。メジャーではそういうミスをしてはダメ。

 ▼成田美寿々の話 出だしの10番で、パターのアプローチをショートするという一番してはいけないミスをしてしまった。キャディーさんと、そのミスだけはしないと約束していたのに、いきなり破ってしまった。(共同)

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