下川“愛の力”で2差発進 キャディーは夫・正さん

[ 2014年6月21日 05:30 ]

1番、ティーショットを放つ下川。1アンダー7位タイで初日を終えた

女子ゴルフツアーニチレイ・レディース第1日

(6月20日 千葉県千葉市 袖ケ浦カンツリークラブ新袖コース=6584ヤード、パー72)
 プロ8年目の下川めぐみ(31=フリー)が2バーディー、1ボギーの71で回り、首位と2打差の7位につけた。この日はキャディーを務める夫の正さん(37)と迎えた3年目の結婚記念日だった。69をマークした葭葉(よしば)ルミ(21=富士住建)ら4人が首位に立った。

 逆光の中、9Wで高く上がった球はグリーン方向に消えた。156ヤードの11番パー3。ドスンという音とともにグリーンに落ちると、ピンそば2メートルにピタリとつけバーディーを奪った。アイアンが切れて71。今季最高の7位発進に「ショットがピンにベタベタついた」と笑顔で振り返った。

 プロ8年目の31歳。13年のスタジオアリス女子オープンの3位が最高で、胸に手を当て「こっちが弱い」と精神面を課題に挙げた。だが“一発勝負”には強いエースの女でもある。昨季はフジサンケイ・レディースの17番でホールインワンを記録して賞金800万円。今季は3月のアクサ・レディースで2年連続でエースを決めて賞金30万円を獲得した。この日は3度目の結婚記念日。自らへのお祝いに狙うのは賞金100万円が懸かる17番のホールインワンと、もちろん初優勝。「めちゃめちゃ燃えます」と力を込めた。

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2014年6月21日のニュース