錦織「自信持って戦う」 ウィンブルドン、16強目標

[ 2014年6月21日 22:05 ]

 23日に開幕するテニスのウィンブルドン選手権で男子シングルス第10シードに入った世界ランキング12位の錦織圭(日清食品)が21日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで記者会見し、故障からの回復具合について「100パーセントの状態に戻った。芝でも自信を持って戦いたい」と意気込みを語った。

 24歳の錦織は先の全仏オープンで左股関節とふくらはぎの痛みの影響で1回戦負けしたが「もう全く問題ない」と万全を強調。ウィンブルドンは過去2大会の3回戦進出が最高成績で「去年以上の成績を残したい。テニスの質は格段に上がっている」と初の16強入りを当面の目標に掲げた。

 1回戦で対戦する世界67位のケニー・デシャプール(フランス)は203センチの長身選手。「サーブが強烈なのでリターンが鍵になる。しっかり作戦を立てて初戦に臨みたい」と抱負を語った。(共同)

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2014年6月21日のニュース