矢野 7番の「8」で急降下、ロングパット決めた直後に…

[ 2014年6月13日 11:04 ]

全米オープン第1ラウンド、2番でティーショットを放つ矢野東

USPGAツアー全米オープン第1日 

(6月12日 米ノースカロライナ州パインハースト パインハースト・リゾート=7562ヤード、パー70)
 矢野はパー4の7番で「8」をたたいて急降下した。3番ウッドによるティーショットが右の砂地に落ち、次は木に当たってバンカーへ。3打目はブッシュにつかまり、グリーン手前に運ぶまでに4打を要した。さらにパターでの寄せがグリーンをオーバーし、6オン2パット。6番で約7メートルのパーパットをねじ込んだ直後、悔やみきれないホールとなった。

 1打目を問題視する矢野によると、球が右へ逃げないようとらえるクラブの性能が「ドライバーとそれ以外のウッドで違いすぎ、右にいってしまった」という。「(今後)フェアウエーウッドを使わず、ドライバーで行く」と、恨めしげだった。

 ▼マルティン・カイマー(ドイツ=首位発進。元世界ランキング1位)「昨夜に水がまかれたのか、グリーンは非常によく止まった。ショットも好調だった。5月にプレーヤーズ選手権で勝ったのが自信になっている」

 ▼ケビン・ナ(米国=2週前にプレーオフで松山に敗戦。2位発進)「プレーオフでは敗れたが、あの2位で全米オープンの出場資格を得て、こんなにいいスタートが切れた。あと3日を楽しみたい」

 ▼アダム・スコット(オーストラリア=世界ランキング1位。68位と出遅れ)「がっかりだ。ショートゲームが悪く、グリーンを外したときにパーセーブできなかった」

 ▼バッバ・ワトソン(米国=マスターズ・トーナメント覇者。76で122位)「コースが僕に勝った。ショットが全く駄目だった」(共同)

続きを表示

2014年6月13日のニュース