桃子「共感」大久保嘉人から刺激 誕生日Vへ2差発進

[ 2014年6月13日 05:30 ]

14番、ストレッチしながらティーショットを待つ上田桃子

女子ゴルフツアー サントリー・レディース第1日

(6月12日 兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6511ヤード、パー72)
 08年大会覇者の上田桃子(27=フリー)が首位に2打差の8位と好スタートを切った。3バーディー、1ボギーの2アンダー、70。知り合いのサッカー日本代表FW大久保嘉人(32=川崎F)がW杯メンバーに選ばれたことに刺激を受け、自身も完全復活を期す。大江香織(24=フリー)ら3人が4アンダーで首位に並んだ。
【第1R成績】

 上田が首位に2打差と上々の位置につけた。インから出て16番パー3は第1打を池に入れて唯一のボギー。だが、後半はショットを修正し1番で1メートル弱、3番も3メートルのバーディーパットを沈めた。「いいパットが1日できたし、スイングの悩みが減ってきた」と手応えをつかみつつある。

 今季の最高は9位。ツアー3年ぶりの優勝へ向け、刺激を受けているのがかつて神戸を本拠地にしていた縁で知り合ったサッカーの大久保だ。喜怒哀楽を表に出すプレースタイルと同時に、海外リーグに挑戦後、国内に復帰したのも自身と重なる。「海外から戻って頑張っているところに共感する」とJリーグで得点王になり、W杯メンバー入りした姿勢を尊敬。ブラジルから帰国したら食事をする約束もした。最終日の15日は28歳の誕生日。6年前の誕生日Vの再現を狙う。 

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