レブロン エアコン回復とともに?復調 35得点マーク

[ 2014年6月10日 05:30 ]

 NBAファイナル第2戦がサンアントニオで行われ、3連覇を目指すヒートが98―96でスパーズに競り勝って1勝1敗。エアコンの故障で室温32度となった初戦で足のけいれんと脱水症状で試合を退いたレブロン・ジェームズ(29)が35得点をマークして敵地のファンを黙らせた。ス軍は87―85とリードして迎えた第4Qの5分17秒と5分27秒にトニー・パーカー(32)とティム・ダンカン(38)の主力2人がフリースローを4本連続で失敗。このミスが結果を左右した。

 第1Qこそ2得点だったが第2Qには11得点。室温23度となった第2戦でジェームズの体は機能を回復し、苦痛にゆがむ表情は消え去った。

 「神が自分を守ってくれると信じていた。チームのために何ができるかだけを考えてハードにプレーした」。第3Qに入ると6本連続でシュートを決めるなど独壇場。第4Q中盤でパーカーとダンカンがフリースローを外すとすかざす3点シュートを決めて流れを引き寄せた。92―93で迎えた残り1分17秒には2人を引きつけたあとボッシュにパスを供給。ボッシュがジェームズに続いて3点シュートを成功させてスパーズを振り切った。

 チームメートのウェイドは「土壇場で背番号6(ジェームズ)がコートにいるのは大きい」と初戦との違いを強調。エアコンの機能回復とともに?ヒートの大黒柱もいつもの姿を取り戻した。

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2014年6月10日のニュース