柔道の男子日本代表合宿 七戸らリネールの胸借りる

[ 2014年6月10日 18:49 ]

 柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)、仁川アジア大会(9月19日開幕・韓国)男子日本代表が10日、東京都多摩市の国士舘大で強化合宿を報道陣に公開し、世界選手権100キロ超級代表の七戸龍(九州電力)らがロンドン五輪同級金メダルのテディ・リネール(フランス)に胸を借りた。

 七戸は乱取りで、豪快な内股などで何度も裏返しにされた。日本男子の井上康生監督は「絶対的な王者に一本でも多く稽古をつけてもらい、どれだけ本気にさせるかが大事だ」と各選手の発奮を促した。

 25歳のリネールは「日本は伝統的に重量級が強い。現状を確認するために来た」と説明。世界選手権6連覇を公言し「2016年はもちろん、20年の五輪出場も考えている」と力強く語った。合宿は14日まで行われる。

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2014年6月10日のニュース