エディージャパン 手応え惜敗「国際レベル経験できた」

[ 2014年4月27日 05:30 ]

<日本・アジア・パシフィックドラゴンズ>前半19分、山田(左)がトライ

 ラグビー日本代表で構成されるジャパン・フィフティーン(XV)は26日、東大阪市の花園ラグビー場でアジア・パシフィックドラゴンズ(APD)と強化試合を行い、29―35で敗戦した。ジャパンXVはケガや海外リーグ参戦などでベストメンバー15人を欠く中、若手バックス陣が健闘。日本代表の実質的今季初戦でエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(54、HC)は手応えをつかんだ。5月3日に始まるアジア5カ国対抗(15年W杯アジア予選)で8大会連続のW杯出場権獲得を目指す。

 逆転負けにもジョーンズHCの表情は穏やかだった。会見で「ちょっとガッカリ。でも、いい練習試合」と日本語で切り出すと「若い選手がいいプレーをした。国際レベルを経験できたのはいいこと」と評した。ニュージーランド、オーストラリア、フィジーや日本の元代表選手が集結した相手に、代表キャップ1の中村は日本人の体格では難しいとされるCTBで優れたボール運びを見せ、キャップのない村田は激しいタックルでピンチを防いだ。若手の奮起に「競争があるのはいい状況」と語った。

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2014年4月27日のニュース