羽生Tシャツ完売 パレード余剰金800万円

[ 2014年4月27日 20:46 ]

パレードで手を振る羽生

 仙台市や宮城県は27日、26日に実施したソチ冬季五輪フィギュアスケートの金メダリスト羽生結弦の凱旋パレードで、記念Tシャツの販売好調により約800万円の余剰金が出る見込みだと発表した。

 パレードの実行委員会は「スケートの次世代を担う子どもたちのために使うなど、羽生選手と一緒に使途を検討したい」としている。

 実行委によると、パレードの収入見込みは約9000万円。企業協賛金や募金は計約3200万円で、記念Tシャツの販売が約5800万円。一方、支出見込みは警備費や記念品製作費などで約8200万円。この結果、当初予定していた県や市の負担金は生じないことになった。

 実行委は、パレードの予算を当初、5000万円と見積もったが、警備費の増大で7400万円に修正。資金不足を解消するために羽生のシルエットを描いた記念Tシャツを1枚2000円で販売、2万9000枚が完売した。

続きを表示

2014年4月27日のニュース