北朝鮮　初練習も取材に応じず

　２８日からの卓球のＪＡ全農世界選手権団体戦に臨む北朝鮮代表が２７日、会場の東京・国立代々木競技場で初練習した。

　２６日に来日したチームは午前に隣接する練習会場で汗を流し、午後は試合会場で在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）関係者が見守る中、黙々と球を打った。練習後は取材に応じず、会場を後にした。

　中国と同じ１次リーグＡ組に入った女子は昨年の世界選手権個人戦シングルスで石川佳純（全農）を破るなどの快進撃で８強入りしたリ・ミョンスンらが日本と同じ時間に練習し、続いて男子も本番に向けて最終調整した。Ｄ組の男子は５月１日に韓国との南北対決が控えている。