藍 ガックリ大荒れ67位「決断力が弱かった」

[ 2014年4月8日 05:30 ]

最終ラウンド、4番でパットを放つ宮里藍

USLPGAツアークラフト・ナビスコ選手権最終日

(4月6日 米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCCダイナショアC(6738ヤード、パー72))
 70位から巻き返しを図った宮里藍(28=サントリー)は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、今季メジャー初戦は通算12オーバー、300の67位に終わった。横峯さくら(28=エプソン)は通算9オーバーで日本勢最高の59位。68で回った19歳のレキシー・トンプソン(米国)が通算14アンダーでメジャー初優勝を飾った。

 宮里は「後半にずるずるとスコアを落としてしまったのが残念」と肩を落とした。今季は得意のパットに安定感を欠いているが、この日は「決断力が弱かった」とショートパットを打ちきれず、後半に3ボギー、1ダブルボギーと崩れた。「パットの復調にはまだ時間がかかる」と認めながらも、父・優さんの助言を受けたこともあり「だいぶ上向き」と感触は得ている。復活を期す28歳は「次のメジャー(全米女子オープン、6月19日開幕)に向けて調子を上げていきたい」と前を向いた。

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2014年4月8日のニュース