葛西 子連れ平昌実現?怜奈さん 特製スープ、マッサージでサポート

[ 2014年4月8日 05:30 ]

銀メダル越しの世界を堪能する?葛西 見えていたのは、最愛の怜奈さんの顔だった!?

 ソチ五輪の日本選手団主将でスキージャンプ個人ラージヒル銀、団体銅メダルを獲得した葛西紀明(41=土屋ホーム)が結婚したことが7日、明らかになった。お相手は札幌市在住の一般女性、怜奈(れいな)さん(旧姓・張磨=はりま=、29)で、ソチ五輪から一時帰国した2月22日、婚姻届を提出した。

 過去6度の五輪で個人メダルがなかった悲運のエースにとって、運命の女性だ。10年バンクーバー五輪後、知人の紹介で知り合った怜奈さんは「初めて気を使わなくてもいい相手だった」と親しい関係者に漏らす存在だった。ソチ五輪のシーズンイン前には2キロの減量で59・6キロを目指すことを決断。41歳という年齢に加え、体脂肪率5%前後の葛西にとっては過酷だったが、怜奈さんが野菜中心の特製スープを考案しサポート。今では「最も好きなメニュー」と葛西が絶賛する手料理が、減量成功と好成績の鍵となった。

 また、タイ古式マッサージの資格を持つ怜奈さんは疲労回復もサポート。ソチ五輪期間中は毎日、札幌市内の北海道神宮を訪れて、葛西の健康と必勝を祈願し続けた。今年2月の札幌は平年より平均気温が0・4度低い氷点下3・5度という極寒となったが、献身的な祈りは届いた。

 今月4日、都内の日本記者クラブで行われた会見で「子供の目に父が活躍するところを焼き付けたい」と近日中の子づくりも宣言?していたレジェンド。18年五輪で金メダルを目指す道のりは、メダル以上に輝いた存在を手にするところから始まった。

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