遼31位終戦…6年連続マスターズ出場ならず「残念」

[ 2014年4月8日 05:30 ]

最終ラウンド、5番でアプローチショットを放つ石川遼

USPGAツアーシェル・ヒューストン・オープン最終日

(4月6日 米テキサス州ハンブル ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン(7441ヤード、パー72))
 石川遼(22=CASIO)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算3アンダー、285で31位に終わった。今大会で優勝すればマスターズに出場できたが、ラストチャンスをものにできなかった。マット・ジョーンズ(33=オーストラリア)が通算15アンダーで並んだマット・クーチャー(35=米国)とのプレーオフを制して初優勝を飾った。

 4日間で6ボギー、1ダブルボギーと安定していた。順位こそ1つ落としたが、石川は「全体的によくなってきている」と充実感をにじませた。強い雨に打たれながら我慢し続けた。前半でスコアを1つ落としたが、折り返した直後の10番で4メートルのバーディーパットを沈めた。「ショットは5割くらいの出来」だがパットでしのぎ、後半で3バーディーを奪った。

 5年連続で出場したマスターズへの切符を逃し「出られないのは残念」と正直な思いを吐露。しかし「来年こそは世界ランキングなどのカテゴリー(出場資格)をクリアして舞台に立てるように、今からスタートだと思っている」と気持ちは切り替わっている。まずは次戦のRBCヘリテージ(17日開幕、米サウスカロライナ州)に向け、フロリダ州の拠点で調整を続ける。

 ◆石川出場 男子ゴルフの中日クラウンズ(5月1~4日、愛知県名古屋GC和合)主催者は石川遼が2年ぶりに出場すると発表。

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2014年4月8日のニュース