ソチ五輪テロ警告メールはロシア人 警備担当発表

[ 2014年1月30日 21:18 ]

 ソチ冬季五輪の警備を統括するアレクセイ・ラブリシチェフ氏が30日、メーンプレスセンターで記者会見し、日本オリンピック委員会(JOC)や欧州の一部の国内オリンピック委員会に届いたテロ警告メールの送信者は1人で、ロシア国外にいるロシア人だと突き止めたと発表した。

 同氏は「メールには(脅威となる)何ら根拠はなく、送信者の精神状態がおかしいのではないかと疑っている」と話した。

 会見では、テロ攻撃を予告する武装勢力に関する質問もあった。ラブリシチェフ氏は約4万人の警察官を動員している点などを強調し「選手や観客が安心できるように、あらゆる措置を講じてきた。ソチの状況はコントロールできている」と対策に自信を示した。(共同)

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2014年1月30日のニュース