黒岩「結果残し恩返しを」 小室は雪辱期す「今度こそは」

[ 2014年1月30日 16:53 ]

ソチ冬季五輪の壮行会で激励される黒岩俊喜(左)と小室希

 ソチ冬季五輪に出場するボブスレー男子の黒岩俊喜(仙台大)とスケルトン女子の小室希(仙台大職)が30日、仙台大で開かれた壮行会に出席し、初出場の黒岩は「入賞を目指す。しっかりと結果を残し、お世話になった方々に恩返ししたい。(被災地に)ボブスレーを通じて元気を届けたい」と抱負を語った。

 小室は前回バンクーバー五輪で、そりが国際連盟の規格に適合することを証明するステッカーをはがしたため失格となった。「今度こそは最高の滑りを見せたい」と雪辱を期し、被災地に「挫折を経験した自分が再び挑むことで、少しでも何かを伝えることができたら」と話した。

 学生ら約300人が参加し、2人は花束とメッセージ入りの日の丸を手渡された。その後、宮城県庁を表敬訪問した。

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2014年1月30日のニュース