浅香山部屋設立を承認 元大関・魁皇「個性的な力士育てたい」

[ 2014年1月30日 19:21 ]

 日本相撲協会は30日の理事会で、通算1047勝などの歴代最多記録を持つ元大関魁皇の浅香山親方(41)=本名古賀博之、福岡県出身=が2月1日付で友綱部屋から独立し、浅香山部屋を設立することを承認した。12月に東京都墨田区に部屋施設が完成する予定。三段目以下の力士2人も転属する。

 浅香山親方は協会広報部を通じて「自分のスタイルで指導していきたいという思いがあった。できるだけ個性的な力士、見ていて面白いと思ってもらえるような力士を育てたい」とのコメントを出した。

 部屋の設立は昨年4月に武蔵川親方(元横綱武蔵丸)が再興した武蔵川部屋以来で、総数は44部屋となった。

 理事会では、元幕内小城ノ花の高崎親方(46)=本名小岩井昭和、千葉県出身=が2月1日付で年寄「出羽海」を襲名し、出羽海部屋を継承することも承認した。4月に定年を迎える元関脇鷲羽山の出羽海親方(64)=本名石田佳員、岡山県出身=は同日付で「高崎」に名跡変更する。

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2014年1月30日のニュース