遠藤 人気者の証明!異例の「大相撲ぐんま場所」PR係

[ 2014年1月30日 05:30 ]

初場所は敢闘賞を受賞した遠藤

 大相撲の幕内・遠藤(23=追手風部屋)が、4月12日に行われる春巡業「大相撲ぐんま場所」のPRのため、2月7日に群馬県前橋市に出向くことが決定した。石川県鳳珠郡出身の遠藤は群馬とは縁もゆかりもないが、協会関係者は「巡業をPRするために指名されたということでしょう。人気力士ですから」と説明した。

 地元出身の“ご当地力士”以外が事前に巡業先で宣伝活動するのは異例。現在、遠藤は実家に帰省中だが、来週には2日連続で京都と千葉で豆まきイベントに参加するなど大忙しの日々を過ごす。

 初場所では11勝を挙げ、三賞(敢闘賞)を初受賞。国技館で販売された自身のイラスト入りストラップ約400個が完売となるなど人気もうなぎ上りだ。グッズ担当者は「ザンバラ姿の遠藤グッズは希少価値がある。マゲを結えるようになったらイラストは変わりますから。グッズは白鵬の次に売れている」と話した。人気商品とあって、2月1日に国技館で行われる二子山親方(元大関・雅山)引退相撲で再入荷される予定だ。春場所(3月9日初日、ボディメーカーコロシアム)では、横綱、大関と当たる幕内上位になることが確実。大阪でも遠藤旋風が吹き荒れそうだ。

続きを表示

2014年1月30日のニュース