星野 初の表彰台で五輪基準突破 W杯モーグル第6戦

[ 2014年1月20日 07:52 ]

女子で3位に入り、笑顔を見せる星野純子

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は19日、カナダのバルサンコムでモーグル第6戦が行われ、女子で決勝2回目に進んだ24歳の星野純子(リステル)が21・92点で初の表彰台となる3位に入り、全日本スキー連盟が定めたソチ五輪代表の選考基準をクリアした。

 村田愛里咲(行学学園教)は11位、上村愛子(北野建設)は14位。男子の遠藤尚(忍建設)は決勝2回目で19・35点の6位だった。男子はアレクサンドル・ビロドー(カナダ)が今季3勝目、通算18勝目を挙げ、女子はクロエ・デュフールラポワント(カナダ)が初優勝を果たした。

 女子の岩本憧子(中京大)と、男子の西伸幸(白馬ク)鈴木健太(岐阜フリースタイル)吉川空(ニセコB&J)四方元幾(愛知工大)田中陸也(サンガリア)堀島行真(岐阜第一高)は落選した。

 右膝負傷から復帰を目指す伊藤みき(北野建設)は大事を取って欠場した。

 ▼星野純子の話 信じられないし、うれしい。楽しもうと思って思い切って滑った。表彰台までいくとは思わなかった。

 ▼遠藤尚の話 ミスがあったが、スーパーファイナル(決勝2回目)まで行けたのは良かった。五輪に向けては悪くはない。

 ▼村田愛里咲の話 スピードをつけたら(コブに)はじかれた。でも第1エアが良かったので満足している。次につなげたい。

 ▼上村愛子の話 ちゃんと攻めて滑れたのは良かった。滑りの感覚で悪いところはない。ここにきていい感じになった。(共同)

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