錦織 ベスト8ならずも…世界ランク1位のナダルと熱戦!

[ 2014年1月20日 17:02 ]

全豪オープン男子シングルス4回戦、悔しそうな表情を見せる第16シードの錦織圭

全豪オープンテニス第8日 男子シングルス4回戦

(1月20日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 テニスの全豪オープン第8日は20日、メルボルンで行われ、男子シングルス4回戦で第16シードの錦織圭(日清食品)が第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し、6―7、5―7、6―7で敗れ、惜しくも2年ぶりのベスト8入りならなかった。

 第1セットは、早々にナダルにブレイクを奪われるも、錦織のショットが徐々に安定し始めると、第4ゲームでブレイクバック。その後落ち着いた試合運びをする錦織は、世界ランク1位のナダルを相手に白熱した展開をし、タイブレイクまでもつれたが、ナダルが優位に試合を進め、ゲームを落とした。

 第2セットも両者譲らぬ展開。錦織は、ナダルを左右揺さぶる攻めをみせ、第5ゲームで先にブレイクを奪うも、ナダルも第8ゲームでブレイクバック。ナダルは、第9ゲーム途中で靴ひもが切れるアクシデントに見舞われるも、それをものともせずに調子を上げ、セットを連取。

 第3セットに入ると、錦織のミスが目立ち始め先にブレイクを奪われるも、第7ゲームでナダルのサービスミスでブレイクバックに成功。2度目のタイブレイクに突入すると、サービスエースをみせるも、最後はショットがネットにかかり敗れた。

 今大会ブレイクを1度も許していなかったナダルに、4度のブレイクを奪い王者を追い詰める場面もつくり善戦したが、ナダル戦初勝利にならなかった。

 ▽錦織圭の話 やろうとしたことはできた。ここまできたら、いくらいいプレーをしても勝てないと何でも同じ。大事なところで点を取れず、流れが変わってしまった。

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