神戸製鋼がプレーオフ進出 フーリー初トライ王獲得

[ 2014年1月20日 05:30 ]

<神戸製鋼・東芝>前半15分、タックルをかわし1本目のトライをあげる神鋼・フーリー

ラグビートップリーグ第2ステージ最終節 神戸製鋼38―26東芝

(1月19日 ノエスタ)
 最終節の4試合が行われ、A組の神戸製鋼は38―36で東芝を下し、第2ステージ3位で2季連続3回目のプレーオフトーナメント進出を決めた。CTBジャック・フーリー(30)が3トライを挙げ、今季17トライとして初のトライ王を獲得した。また、B組では九州電力がコカ・コーラウエストに26―37で敗戦し、1シーズンでの下部リーグ(トップキュウシュウ)自動降格が決定した。

 神戸製鋼のフーリーが自身の初タイトルを確定させるとともに、チームの勝利を手繰り寄せた。2点差に迫られた後半32分、ラックからのボールをもらうと、左サイドを走るWTB大橋とのワンツーで東芝の防御網を突破し、この日3つ目のトライを奪った。

 今季は出場13試合全てでトライを挙げ、南アフリカ代表69キャップの実力を発揮。「自分が最後にトライをしたけれどこれはチームの功績」と謙虚に話したが、リーグ創設1年目以来、10季ぶり2度目の頂点へ頼もしい存在だ。

 平尾誠二GM兼総監督も「勝ってプレーオフに行くのと負けて行くのでは全然違う。楽しみができた」と頂点を見据えた。

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2014年1月20日のニュース