錦織 全豪初戦は辛勝 3時間40分超の激闘 猛暑と強風で悪戦苦闘

[ 2014年1月14日 12:56 ]

全豪オープン男子シングルス1回戦、観客の声援に応える第16シードの錦織圭

全豪オープンテニス第2日 男子シングルス1回戦

(1月13日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 テニスの全豪オープン第2日は14日、メルボルンで行われ、男子シングルス1回戦で第16シードの錦織圭(日清食品)が世界ランキング54位のマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)と対戦。気温40度を超えるしゃく熱の中、フルセットまでもつれ、6-3、5-7、6-2、4-6、6-2で3時間41分の激闘で初戦突破した。

 第1セットは、1ゲームからブレイクを奪い危なげなく6-3で1セット奪うも、第2セットは競った展開で進んだ5-5から、強風に苦しむ錦織は精彩を欠き、2ゲームを奪われ5-7で落とした。

 第3セットは、2-0でブレイク成功すると、4-2でリードした展開でマトセビッチが2度目のタイムバイオレーションで警告を受け、思わぬ形でポイントを取ると、次のゲームも危なげなく奪い6-2と再びリード。

 持ち直したかに見えた錦織だったが、すぐにマトセビッチにブレイクを奪われると、地元の大声援が後押しをし、勢いにのったまま4-6で奪われ最終セットに突入。キレを取戻した錦織は、2度のブレイクを奪い、4年連続の初戦突破を果たした。

続きを表示

この記事のフォト

2014年1月14日のニュース