北京と張家口が立候補 22年冬季五輪に

[ 2013年11月5日 19:52 ]

 【北京共同】新華社電によると、中国オリンピック委員会は5日、北京市と、隣接する河北省張家口市が2022年冬季五輪の候補地として立候補したことを明らかにした。同委員会が3日、国際オリンピック委員会(IOC)に立候補表明の書簡を送った。

 スケートなど氷上競技は北京、スキーなど雪上競技は張家口で実施する。中国オリンピック委は、両市が冬季五輪大会を成功させる自然条件とインフラを持っていると強調。また、立候補によって中国の「総合的な国力を示し国際影響力を高める」ことができるとした。立候補申請は北京市の名前で行ったという。

 日中関係筋によると、河北省幹部は先月、日本側訪問団に「冬季競技の国際大会を開催したい」と述べ、スキー競技の運営や施設建設などで協力を求めてきたという。

 22年冬季五輪は来年7月に立候補都市が確定、15年7月のIOC総会で開催都市が決まる。(共同)

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